IT業界の問題

転職を繰り返すSEの末路?たくさん見てわかった6つの特徴

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SEを7年して色んなプロジェクトで他社へ常駐し、色んなシステム開発会社の人と仲良くなりました。そこで見た光景は、やはり何度も転職を繰り返してしまう人が多かったです。

僕が最初に入社したシステム会社は、社員が50人ほどでしたが、僕が辞める時には20人になっていました。

このように書くと、「30人も辞めたのかぁ」と思うかもしれませんが、それは誤りです。

随時、中途入社で採用される人 + 新卒で採用される人がいました。

正直、60人は辞めたのではないかと思います。

アキクボ
アキクボ

そこで気づいた、「転職を繰り返す人の特徴」です。

 

転職を繰り返すIT業界の風潮

SIer業界は、なかなか厳しいところがありますので、PJによっては一人に参画することもあるでしょう。僕ももちろん何度も経験しました。

気楽っちゃ気楽なんですが、自分ががんばっているところを見てもらえない仕組みは問題かなぁって。

だからですかね、「評価してもらう方法=転職」みたいになりがちです。実際にこれで年収上げるしかない状況の人は多いですよね。(実体験)

僕は、悪いことだとは思いませんね。

みんなが辞めていくのを見ていると寂しい気もしますが、僕はほとんど一人で他社へ常駐することが多かったですので寂しいとは思いませんでした。

ただし「いつまでもこういう風に働いてられないなぁ」と思ってました。

 

転職を繰り返す人の特徴6つ

自分自身も転職を繰り返してきたので、最終的にどんな末路になったか最初にお伝えしておくと、僕は最終的に「社内SE」になりました。このブログを見たら一目でわかるかもしれませんけども。

当時を振り返りつつ、転職を繰り返してしまう人の特徴を上げていきます。

 

やりたいことがわからない

何となく漠然と「SEになって日本をITで良くしていきたいな~」なんて考えていたのですが、では具体的にどういう風に?と言われるとわかりません。

というか、この先の数年後の自分自身のキャリアもわからないんですよね

この問題は、けっこうたくさんのSEに思い当たるのでは?なぜなら、具体的に積んでいくキャリアが見えていたら、悩まないでしょうから、この記事を読んでませんよね?

僕はたまたま子供が生まれたのをキッカケに、早く帰れそうな会社、且つ、実績を上げれそうな情報システム部門が機能していない会社を選びました

(再構築するのは大変でしたが)

 

実はSEこそ選択肢が豊富な職種だった

実は、SEのキャリアって色々なパターンがあります。当時は忙しくてわかりませんでしたが、けっこう面白い可能性のあるSEの職種って多いですよ!

たとえば、

  • ITコンサル
  • データベースエンジニア
  • セキュリティエンジニア
  • マーケティングエンジニア
  • SEOエンジニア
  • セールスエンジニア
  • Webエンジニア(Webサービス開発とかも)
  • 社内SE(コーポレートエンジニア、情シスと呼ばれたりもする)

可能性しか感じませんね~

しかし、これに気づけないのには理由があるんですよ!

 

忙しいと自分の気持ちがわからなくなる

あまりにも忙しくて睡眠時間も少なく、休日出勤もしているような状況だと、もうこれはダメです。全く何を糧に生きていけばいいかわからなくなるので、ひたすらスマホでゲームですよ!これで思考停止が続きます。何年も。なぜこんなことが言えるのか?実体験だからです。涙

しかも、客先常駐SEだったので、一人で頑張ってても上司は知らないわけですし。。。

(僕のアピール力が足りないのもあるけどね。途中で上司が誰なのかよくわからない問題とかもでてくる。あるあるですね。笑)

ネガティブな気持ちになっていても仕方がないので、「毎日を全力で走る」しかなかったですね。

 

それでも、やはりボーナスや昇給の時は気持ちが落ちました。。しかもデスマーチの後だと、シンドイなんでもんじゃなかったですね。

他社で一緒に仕事してる人も同じ状況だから休みなしで働いてても、みんなでやってる感というか連帯感は生まれますね。

そんなこんなで、仲良くなる人が多かったです。

 

一人で他社にいて忙しいと他社の人と繋がりが深まる

実は他社の人に、次の転職先を紹介してもらうことになって辞めることになったんですよね。それで詳しい話を聞きに行ったら、

アキクボ君に紹介する転職先の人が、一緒に働くことになったから、一緒にうちの会社にきて支社を立ち上げようよ

となりました!笑

あまり興味がない領域の仕事だったのですが、色々と話を聞いているうちに

アキクボ
アキクボ

やってみるか!

となって支社を立ち上げて、軌道に載せるところまでやりました

これは、たまたま良い方向に行きましたが、転職する先でどのようなことをするのか?は大事です。また一人でSESで客先常駐していたら、また同じ問題で悩み、転職したくなるからです。

この話の軌道にのせたあと、「IT業界の働き方だと夫婦で子育てするのは難しいかな」って思ったので、社内SEに転職しました。

 

勢いで転職を決めてしまう

仕事中に評価されていないと、人はイライラしがちです。SESで「結果だした!」と自分で思っても自社から評価されなかったら即座に辞めてしまう人もいます。

そんな勢いで転職してしまうと、スキルマッチしていない会社やPJに参画してしまい、今までやってきたことが通用しないので、すぐにやめてしまう人もいました。

 

転職準備をしっかりしよう

転職する際にも適当に決めてしまうと、採用のミスマッチは起きやすいです。年齢が若ければ何とかなると思われがちですが、自分がやりたくない仕事を無理やり進めていくと、精神的にも体力的にも崩壊しますよ。

 

プライドが高すぎる

これも転職を繰り返す人あるあるでしょう。なぜなら、当時の僕がそうだったからです

このプライドが高くて、なぜか自信もあるんですよね。そりゃそうです。デスマーチを乗り越えると本当に人として成長しますから。いやただね、1回経験すれば十分というか、本来であれば経験する必要ないです。

現場で褒め称えられ、自社に帰ったら褒められないというのは、なかなかにプライドが傷つきやすいんですよね。

 

客先常駐はチームで行くこと

一人でSESする会社なら辞めた方がいいかもしれません。お互いにメリットがないので。それ相応の立場でしたら、一人で参画して仕事を獲ってきて広げていくのは素晴らしいことだと思います。僕も一人でPJ参画して仕事を広げたりもしましたが、思ったよりも割にあわなすぎてというか、言い訳っぽくなりましたが、普通につまらなくなりました。仕事。

そうなると、なんでSEになったんだっけ?レベルにまで振り返り始めてしまうので、システム開発会社さんとしても、できるだけ一人で客先に行かせないであげて~

 

年収や待遇に不満がある

これもSEあるあると言いますか、大きな社会問題に発展していう件ですね。

SIerの年収の差は、下請け構造の位置によって決まるようです。一次受けや二次受けが年収が高いです。なぜなら、何もしなくても下請けに紹介するだけで毎月お金が入ってくるからです

こういった、何もしなくてもお金が入ってきやすい仕組みの違いが、年収の差になりやすいです。あとは、一人で複数のPJを掛け持ったり、現場で単価を上げてもらえたり、で年収もが上がります。

こういった上がり方を僕が以前にお世話になっていた、システム開発会社では行われていましたが、一次受けではないので、年収には限界があります。

 

実は違法の場合もある?

やはり、偽装請負や多重下請をたくさん確保している会社は年収が高いです。ここまでいってあればですが、偽装請負などは犯罪です。しかし、まかり通ってしまう業界なので、僕は離れました。

一生懸命やっても、何も仕事をしない人の方が年収が高くなる業界は問題です。IT業界に限らず見かけますけどね~

 

飽きっぽい性格だと伸びにくい

僕は実は飽きっぽいところがあって、自宅で勉強などはしないタイプだったんですよね。仕事でグイグイ伸びていく人は、やはり勤勉です。ナチュラルに努力ができます。しかも、努力と思っていません。

 

今は僕も勉強するようになりました

社内SEになって、色々と時間の自由がでてきたので、ひたすら勉強しています。けっこう楽しいです。

まさか、自分が勉強好きだったとは、人生がひっくり返るレベルで驚きです

 

転職を繰り返すSEに考えてほしいこと

常に何かに追われるのではなく、

「何のために」、「なにを」、「するのか」

さっさと終わらすためだけに仕事をするわけではなく、一つ一つ冷静に考えながら仕事をしたいです。

僕はもうすぐ社内SEになって3年6年になります。

(このブログを始めてずいぶんと時間が経ちました)

 

最初は一つひとつを大急ぎでしてましたが、今では冷静に一つひとつ作業をしています。

これはとても大きな違いです。

他の業界へ心機一転いく人生もアリだと思いますが、今まで培ってきた技術・経験はとても重要です。

社内SEとして働く人の中には、SIer会社で働いた経験がある人はそこまで多くいません。

あわせて読んでほしい記事

社内SEのスキル

 

これはとても有利であり、差別化できます。これを活かさない手はありません。

(うちの会社ではグループ全体で見ても僕だけ)

 

繰り返すSEの転職を最後にする方法

次こそが、最後の転職にするためにも社内SEという選択肢がいいと実際に経験して思いました。

最近、一時的にシステム要員を増やすために、派遣会社に連絡をして人員を探したのですが、驚くことに若い人は少なく、40代以上の方が多かったです。

これはシステムエンジニアの35歳説定年説は本当なのか!?と思ってしまいました。

 

自分自身がどんなことをしたら楽しいのか?を考えることが大切です

あっという間に30代になりますし、僕が社内SEになったのも30歳のときで31歳になる少し前でした。

だからこそ、今後どのように生きていくのか?先延ばしにしてきた問題に「答え」を出していきましょう。いきなりどうするのか決めるというよりも、自分自身がどんなことをしたら楽しいのか?を考えることが大切ですよ!

僕としては、自分自身で作ったITを、ユーザーがどんな顔をして使うのか?目の前で見て見たかったんですよね~

 

実際に行動してみて

そんで、社内SEになってユーザーの顔を見てみました!

けっこう、ウケました!笑

何と言いますか、どストレートに「ありがとうございます!」と言われると、やっぱりジーーーンとくるものがありますね~

 

忙しい時の時間つくり

僕は一人で休日出勤してる時に、転職サイトをひたすら探し続け、途中で諦めて社内SE用の転職サイトに登録し、アドバイザーと話して、一か月以内に転職先が決まりました。

(もちろんその時の仕事は高速で完了させてます)

月の途中からは ”次に向かってる” 感じが凄くてなんだか嬉しくて楽しみになってました。

 

今の仕事を頑張ってデスマーチを片づけてる労力を少し別の方向に向けるだけで、日々の景色は変わると思います!

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▼このブログは僕の体験談です▼
SEから社内SEに転職した結果

この4コマ漫画は実話です。かなり省略してますので、なぜ僕がSEから社内SEに転職したのか?は僕の転職体験談を読んでもらえるとわかりやすいです^^

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社内SE夫婦で子育てブロガー
アキクボ
こんにちは~ IN4U-SEから社内SEに転職してイロイロ楽しくなってきたブログを運営してる アキクボ です!

毎日、残業・休日出勤・徹夜で働いてた元SE。
今では『元ブラック企業勤め現ホワイト企業の夫婦で子育てブロガー』になりました。

僕のProfileについては コチラ


僕の信念は、「時間がない人(他人のために頑張ってる人)は転職し、自分の人生はなんなのか考え、頑張った分は自分に還ってくる、ということを僕自身で実践して発信していきたい」です。
何故なら、たいせつな人を大切にできず、自分のやりたいこともわからないまま、変な方向に頑張りすぎると自分自身や家族が不幸になるからです。(過去の自分)

アインシュタイン『同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。』 


正しい方向に行動すれば楽しく生きれるでしょう!

時間がない人 → 転職 → やりたいこと

これ以上でも以下でもない。 頑張ったら頑張った分だけ自分に還ってくることをしましょう~

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