志望動機で大切なのは「一緒に働きたい」と思われるかどうか。ここに全てがかかっています!
あなたは志望動機をどのように説明しますか?まさかネガティブな転職理由は言ってませんよね?僕だってネガティブな理由で転職しましたが、企業側は『本音と建て前』を使い分けれることを望んでるんですよね。
大切なのは相手の頭の中をイメージすること。色んな志望動機の情報を調べるにあたり、注意したいことがあります。
色んな転職サイトの志望動機の情報は、あくまで「例」であり、その志望動機は本当に企業が求めていることか?
転職サイトの運営(エージェント)はわからないかもしれません。
何故このようなことを言うかというと、実際に僕はSEを7年ほど経験した後、社内SEになり(早3年)、当時の転職活動のことを思い出してみました。
当時、僕の志望動機は計算など一切せず、ありのままの自然体で面接に臨みました。
それが功を奏したのか合格しました!
ただの運かと思うかもしれませんが、実際に社内SEに転職して働いてみた結果、志望動機はどうあるべきか、企業側の目線がわかるようになりました。
これは転職サイトの運営側ではわからないことですし、何より無難な志望動機になってしまいます!それじゃダメです!社内SEの志望動機だけ考えても転職に成功しません。
社内SEに転職するのに大切なポイントは、自分と相手が頭の中で同じ映像を思い描く事です、詳しく説明していきますね!
志望動機がわからない理由
転職サイトを運営してる企業は、あくまでヒアリングをして得た情報なので、ある程度質問者(転職サイト)の思いが込められたヒアリングに流されつつ回答することになります。
ただし、転職サイトが言っていることも正しいです。でも、志望動機の情報としては足りないかもしれません。僕はそう思いました。
どうしても自分本位になってしまうんですよね。
自分の言いたいことだけではなく、相手と一緒に話を進めていかなくてはなりません。
志望動機を転職サイトの情報で考えてみる
転職サイト側の志望動機を例としていくつか挙げてみます。
志望動機にスキル
○○なので更にスキルを磨いていきたいです。
どのような印象を持ちましたか? 向上心がある人だなぁって思いましたか?
自分のスキルのことを考えて転職するの?
こう言われてしまうと雇う側としては、「うちじゃなくてもいいんじゃないか」と思いますよね。
志望動機に常駐が嫌
○○なので腰を落ち着けて仕事がしたいんです。
確かに気持ちはわかります!でもこれだけでは「長く働いてくれそうだなぁ」なんて思えません(~_~;)
自分の将来だけを考えて転職先を選んでいるの?
これも雇う側としては、「うちじゃなくてもいいんじゃないか」と思いますよね。
これらは実際に例として転職サイトに挙がっていました
社内SEの志望動機としてこういったものを見かけます。
アピールとしては弱いし、本当に「うちじゃなくてもいいんじゃないか。。。」と思います。
この2点はそもそも観点がズレています。
志望動機が会話のキャッチボールになっていない
両方とも自分のしたいことを伝えているだけ。
前後の文面をどれだけ見繕っても、相手のことを一切考えていない志望動機です。
じゃあどうすればいいのか?
相手のことを考えてもわからないよ!、と思うかもしれませんが、今までに気づけるタイミングはいくつかあったはず。
新卒の時の就職活動
この時は相手のことを調べて調べてから、志望動機を考えて面接していたと思います。
恐らく、システム開発会社が相手だったかもしれませんが、少し考え方を変えるだけです。
常駐SEなら常駐先のお客様は社内SEです
社内SEが身近にいた、ということを思い出してください。
仕事が忙しすぎて全然わからなかったかもしれませんが、貴方がまさになろうとしている職業です。
志望動機の実例公開(例文)
志望動機で考える内容は2点だと思います。
それ以上でも以下でもありません。
1つは相手の立場に寄り添った考え
「なぜ当社なのか」に対する回答が必要です。
これがなければ経営層は納得しません。
なぜなら他の部門で人を採用するときに必ず質問していることだからです。
社内SEなら、実際の業務に関係ないから何でもいいのか、というとそんなことはありません。
実際に、商品開発をするわけではないので難しいと思うかもしれませんが、素晴らしい内容を期待してるわけではないんです。
よくある「なぜ当社なのか」に対する答えがあればいいんです。
例えば、その会社の製品について事前に調べ上げ、率直な感想を交えて話すだけで全然違います!
わからないなりに、社内SEという立場で考え、興味がわきました、という話につなげるだけでも印象は違います。
他の候補者よりも一歩先に行きます。なぜなら相手のことを想っているからです。
わからないなりにも相手のことを考えてくれる人と、自分本位な人、、どちらの人と働きたいですか??
もう1つは自分の経験として例文を公開
実際にシステムエンジニアとしてあらゆるデスマーチ(修羅場)を乗り越えた人間であれば、たいていの言葉に重みがある笑 はずなので大丈夫でしょうが、僕はこう伝えました。
僕が実際に伝えた社内SEの志望動機
”今まではお客様先のシステムを効率よくするために設計・開発してきましたが、本当にその設計が正しいのか、それは運用から数年はたたないとわかりません。”
”そして、実際に良いものを作れたとしてもそれは私にはわからないですし、そこのエンドユーザの喜びを自分の会社の人が知ることもありません。”
”きっと自分はその頃、別の会社のシステムを開発しているでしょう。”
”それにあくまで他社の会社のシステムです。 自分の会社のシステムではないんです。”
”実際に自分で考えたものが運用を開始して何年も使い続けていく中で改修をしたり、エンドユーザの声を聞きながら、自分の会社のシステムを良くしていきたいんです。”
うまく伝えられなくてもいい
この2つは、そんなにたいした内容ではないですが、企業側としては納得できる回答になってると思います。
なぜならお互いに同じことを頭の中で思い描けているからです。
具体的に会社に貢献してくれそうな人だ、と思いませんか?
同じ方向を向いてくれる人を経営層は欲しがります。
なぜなら、これは教育するのが難しい部分だからです。
面接時に言わない方がいいこと
実際に言う人がいますが、”他社を受けてない”こと。あまり印象は良くないですね。
面接で転職活動中に何社受けてるかは、高確率で聞かれます。
たまに「御社のみです」という回答をする人がいますが、「あまり先のことを考えてないのかな」と思ってしまいます。
そもそも社内SEの求人自体が少ない(倍率が高い)ので、何社も受けてるのは当然です。
そして転職サイトを複数使うのもあたりまえになってます。何故なら、募集する企業側は1社にしか求人をださないのが基本です。
こちらで詳しく解説したように、非公開求人のほうが単価は高いから、”前向きに採用を考えてる良い企業”と言えますが、たくさんの転職サイトに求人をだすのは現実的ではないですね。
なので何より重要なのは複数の転職サイトの非公開求人の情報を得ることです!
エージェントから情報を収集しなかったために、後ろ向きでただの作業者を求めてる会社に転職した場合、あなたは3年以内に転職するでしょう。
あくまであなたは 選ぶ側 だということを自覚してください。ビジネスとは、基本的にお互いWin-Winじゃないと成立しません。
お互いが気持ちよく仕事するために、お互いのことを良く知りましょう!
なにより、ネガティブな転職理由をなんとかポジティブなものに変えましょう!
自分自身では最終的にポジティブに変わってるかわからないので、そこは転職エージェントにチェックをしてもらいましょう!
エージェントを有効活用するのが転職成功の秘訣ですし、エージェントにとっても転職を成功してもらいたいと本気で思っています。
社内SEへ転職する時にどのような会社を選ぶべきか
最後にとても大事なことを伝えます。これがなければ失敗する可能性が高まるからです。
長くなってしまったので社内SEの転職先は面接で見極めるを参考にしてください。
面接の時に是非とも相手に質問してみてください。
色々と見えてくると思いますよ。
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面接の際に見るべきポイントです
社内SEの転職先は面接で見極める!失敗しないための5つのポイント
まとめ
志望動機で重要なのは、相手のことを考えてるか? という部分になります。
なぜかというと、社内SEという職はバックアップ部門だからです。
今までのように、売り上げを自分で作っていくのとは違います。
営業だったり、商品開発が、メインで売り上げを作っていきます。
そこの業務に対するソリューションを提供してくことになりますので、相手のことを考えてるか、考えてないか、はとても重要で外せません。
雇う側も、スキルがあれば誰でもいいわけではありません。
どちらかというと、スキルよりも上記のことを考えてくれる、誠意ある人に来てほしいと思ってます。
志望動機というのは、ありきたりな人が多くなりがちですが、これを実践すれば相手の反応も変わってくるのではないでしょうか。
そして何より、良い企業ほど転職サイトには1社しか依頼していません。
これは悲しいことに採用に慣れていないためです。
以下の記事でも説明していますが、転職成功の秘訣です!
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ちなみに僕は今年、1度も残業してません!なぜなら徹底的に業務を効率化したからです。
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社内SEの平均年収がSEよりも高い!色んな視点で見た驚きランキング
僕は社内SEに転職するまでに色んなことがありました。
あなたもきっと、様々な想いからこのブログを読んでるのでしょう。
僕はずっと両親と義両親から転職を勧められてました。
(妻には結婚前からですね)
『こんなに頑張ってるのに、何でそんなこと言うんだ?』
『自分で決めた道なんだから、放っておいてほしい』、と思ってました。
しかし、正しい方向に頑張らないとダメだということに気付いたんです。
その話を踏まえた、僕の転職体験談はコチラ
時間があれば、忙しくて考えることができなかったキャリアや、どんな結婚生活にするか?を選べるようになりますよ〜(実体験)
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