SIerとWeb系の2つがIT業界ですが、Web系も社内SEの会社がたくさんあります。
そもそもIT業界と言ってもSIerは客先常駐がメインで他人のビジネスを手伝うのが基本ですね、僕はこれを長年経験して地獄を見ました。その後、社内SEに転職しています。
プログラミングを続けたい人は、Webエンジニアなら客先常駐しないところがメインだし、自社製品・自社サービスの開発なのでかなりオモシロイことができますよ!
客先常駐しないので、Webエンジニアも社内SEの定義に当てはまります。
- SIerとWeb業界ってどんな違いがあるの?
- 間違えないで!自社製品の開発SEって?
- 自社製品の開発SEになるならWeb系
未経験でIT業界に転職するときのイメージがそのままWebエンジニアですね^^
SIerとWeb業界ってどんな違いがあるの?
SIerの人もWeb系の人もみんな知っておいたほうがいいです!なぜなら誤ってSIerに転職したら、思いがけない方向に人生が向かってしまうので。
SIerは企業から依頼を受ける
SIerは色んな会社から依頼があってシステムを作ったり、システムエンジニアをクライアントのところに派遣してますよね。
そもそもSIerというのは、企業からお金をもらうビジネスです。
受託開発SEは厳しい
SIerでも派遣せずに受託開発をしているところもありますが、ごく一部だけだったりと、結局は客先常駐SEがメインとなります。
それが下請けのシステム開発会社だとなおさらでして、どんどんベンチャー企業も増え、どんどん倒産もしていますね。
それもそのはず、客先常駐SEの下請け構造では無理がありましたよね?
それでも現状、常駐SEの方なら何とかする方法もあり、客先常駐SEが会社に評価される方法ですかね。
僕としては過去に常駐SEを経験してるので気持ちはわかりますが、先のことを考えてWebエンジニアになるか、社内SEに転職を考えたいところです(-_-;)
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Web業界はモノやサービスを売る
Web業界は自社の製品(自社サービス含む)をユーザーに買ってもらったり利用してもらってお金をもらうビジネスです。
つまり同じIT業界でも、ビジネスモデルが全く違います。例えば、日本ならメルカリやmixiとかもそうですね。
だからこそ、社内でシステム開発をしますし、運用も保守も社内です。つまりSIerは会社の外に出て稼いできますが、Webエンジニアは会社の中で働きます!
ここで気をつけたいのが、SIerの会社でも「自社製品の開発をしている」というところです!
間違えないで!自社開発SEって?
自社開発SEは客先常駐のSEとは違い、自社の製品を開発するシステムエンジニア・プログラマーのことを指します。
ただし、SIerの「自社開発100%です」とアピールしているような、受託案件を自社で開発する会社とは違います。(微妙な違いですよね。「自社開発」と「自社製品」は。)
SEになる前の人なら、この自社製品の開発SEこそが、「システムエンジニア」のイメージになるのではないでしょうか?
僕は割りとそうでして、「ITで世の中をよくしたい」ととても大きな志でIT業界にやってきました。笑
自社開発で自社製品を作る
自社製品と言っても、受託開発や客先常駐をメインにしている会社で、全然売れない自社製品を売っている会社ではなく、メインの事業として生計を立てている会社のことを僕は言ってます。
社内SEというくらいなので、規模はある程度あり、たとえば自社製品とは以下ですね。
- PC・ゲーム機など(ハード系)
- グループウェア(ソフト・パッケージ)
- 会計ソフト(ソフト)
- スマホアプリ・ECサイト・Webサイト(Web系)
最近、よくうちの会社にくる営業の人と話してて、エンジニアの人も交えて打ち合わせしていたら、「そうか、この人も社内SEなのか!」と気づきました。笑
みんなで同じ製品を開発しているので、上司や先輩が近くにいるので仕事をしやすいし、評価もされやすいというのが大きなメリットですね。
ただ、新製品を作らない限りはずっと同じ製品の開発なので、飽きるというデメリットがあります。笑
自社開発で他社製品を作る
客先常駐SEで持ち帰り案件があった場合は、自社開発で他社製品を作ることになります。
つまりSIerなので、一般的な自社開発SEとは違います。かなり似てますが。
そしてこういう会社に限って自社開発SEの求人票に”社内SE”と書いたりしてて、もはや意味不明です。笑
本当に純粋に自社で、ちゃんとみんなで他社製品の開発している会社も少なからずあって、仕事で困ったときに周りの人に聞くことができるというメリットがあります。
ただ、仕様通りに作ることを求めらるので、製品に愛着が湧かず、改善などをする気も起きないというデメリットがあって、これが大きいです!
なぜなら、工夫しようとしないということは、自分自身の成長スピードを遅くさせるからです。
自社製品の開発SEになるならWeb系
自社製品の開発SEになるならWeb系が絶対にオススメ! もちろん時代の最先端だからです。先日、Microsoftさんのセミナーに行ってきました~ 今年は色んな対応がある年なので(^^;)
そのとき過去20年の時価総額企業ランキングを見たのですが、今はほぼIT企業がトップ5を占めてました。(ちなみに過去20年でずっとトップ10入りしてるのは、GEとMicrosoftだけでした!)
Webエンジニアとは?
Webエンジニアは、WebサイトやECサイトにSNSなどのシステムを設計・開発・運用・保守をするITエンジニアです。
他にもWebディレクターやWebデザイナーと一緒にWebサイトを構築していきます。
GoogleやFacebookにAmazon、Twitterなど、様々なWebサイトが定期的にレイアウトが変わったり新機能が追加されたりと、インターネットの成長スピードは止まりません。
それに合わせて今はエンジニア不足の問題も続いていて、SIerも人材不足ですがこちらは単純に僕のような社内SE(会社の情報システム部門)に転職する人もいれば、若いエンジニアならWebエンジニアに転職する人が多いですね。
僕が初めてIT業界に転職した時は、かなりSIerが流行っていました。まさかSESと呼ばれる人売り業界だとは知らなくて、知ってたら絶対にWeb業界に転職したのに(T_T)
Web系の自社製品の開発SEが「Webエンジニア」である
僕がよく使うAmazonや楽天にDMMとかのWebサービス系が時代にマッチしてるので、カッコよくうつります。笑
たしかに凄い伸び率ですし、隣の芝生というわけじゃないけど、プログラム言語もSIerでは関わらない言語も? Javaなら行けるぞ!笑
(PHP、Ruby、Javaなど)
最近、Web系の言語を新たに覚えたくて色々と試してます。笑
PHPで社内用に売り上げを見れるシステムを作ってみたら好評でした^^
そのあともう少しちゃんと覚えようと思って、会社にお願いして有料セミナーに行ってきちゃった。笑
Web系の運用保守
僕のような運用保守やITサポートがメインの社内SEでも、Web系の会社に転職することはできます。
開発SEと運用保守の社内SE2種類を別で分けている会社なら、けっこう規模は大きいでしょうから、両方とも経験できるかもしれないですね。
この感覚はけっこう大切で、社内SEは人気職種なので倍率が凄いですが、最終的にWebサービスの開発SEになるつもりで運用保守側から転職するルートもありでしょう。
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まとめ
Webエンジニアに転職するなら転職エージェントは、レバテックキャリアは外せません!なぜなら、自社サイトも社内で作るほどのエンジニア集団で、営業の方ですらITに精通していて、Webエンジニアの求人が多いです!
ちなみに、当ブログの人気記事である社内SEは楽すぎる?【1日のリアルなスケジュール全8つ公開】は、運用保守がメインの社内SEの実例です。
自社製品の開発SEとは違うタイムスケジュールになります。
僕は色んなツールやソフトについてメーカーに問い合わせるので、自社製品の開発SEに会うことが多いのですが、どちらも経験してみたかったり。笑
まぁ僕はどちらかというと会社の情報システム部門として、IT企画するのが楽しいですけどね^^
色んなセミナーに行き、それを社内で試したりと、ユーザーの顔を見るのが好きですね~
業界が変わると世界が変わりますので、僕としては社内SEのスキルを知ったうえで、どんな役割があり、どんなやりがいがあるのか。
社内SEの日常などを当ブログから感じてもらえればと思います。
社内SEは人気職種なので、気軽に誰でも採用されるわけではないですが、キッチリと志望動機をアピールすれば社内SEに転職できるはずです!
そのための社内SE転職ノウハウや評判・口コミを以下にまとめています。