SEのころ僕は休みなしで、残業時間が170時間突破し家に帰れない月も。
未経験でIT業界にきて残業がこんなに多いと思わなかったし、みんな受け入れててビックリ。
しかし、同じIT業界でも残業が少ない職種はあった!
- IT業界の長時間残業
- ウワサの残業の少ない職種
- 喜んでもらえる仕事は楽しい
ほんと思うのが、仕事とプライベートのバランスは大事ってことです^^
IT業界の長時間残業で苦しんだ
僕は未経験でIT業界に来ました。初めてSEとして働きはじめた頃は、まさかこんなに残業が多いとは思いませんでした。
しかも、残業しないようにするために仕事を効率良くスピーディーに終わらせたときに言われた一言があります。
「じゃあ次これやって」
↑コレ実話ですよ。笑
『えええええ』
ってなりましたよ!マジで!
いやいや次の仕事もらうために早く終わらせたわけじゃないよ?早く帰るために終わらせたんだよ?
気づけば終電はあたりまえ、休日出勤あたりまえ、徹夜もある!みたいな状況でした。
なぜか僕は徹夜してる日の朝4時くらいに「腹減ったしタクシーで家帰ろう」と精神的に病んで意味不明な行動を。(ちなみにこの時のタクシー代は1万円くらい)
一緒に組んでた人がウツになった
SEとして働きまくってた頃、ある日いきなり一緒のチームだった他社の人が休みました。何日も。
気づけば何週間となり、大問題に発展(O_O)
プロジェクトリーダーはクライアントから説明を求められ、僕は他社の社長に説明を求められ、ウツになった人の仕事も合わせて僕がやってました。
ヘルプで誰か来るかと思ってましたが、全く来る気配もなく日々が過ぎていきました。かなり忙しかったです。
途中でうちから別案件で来てた人がうちのチームに入りましたが、こんなに身近にウツになった方がいて驚きましたし、「次は自分かも」って思ったのを覚えています。
それから数年後に僕は小さなシステム開発会社のSEから転職して、また小さなシステム開発会社のSEになりました。
子供が生まれた
そんなこんなで転職先でも似たような状況で、年収は若干上がってるものの、根本的な悩みは解決してませんでした。
平日も休日も働く中、僕は結婚して子供が生まれました。
『働き過ぎて家にいないのに子育てできるのか?』
『職場環境を変えるしかない』
ということで僕は昔々に聞いた、ある言葉を思い出したのです。
そう、それがIT系で残業が少ない職種でした。
噂で聞いた残業の少ない職種について調べ始める
IT業界でも、残業が少ない職種があると聞いて僕は調べました。
途中で他社の人から聞いた『社内SE』という職種だったことを思い出すのです。
僕は即座にネットで調べて調べて調べ尽くし、ある程度めぼしい求人情報をもとに転職エージェントに会いにいきました。
そのときストレートに『社内SEというのに興味がありまして、詳しく知りたいです』と伝え、なぜ「社内SE」が良いと思ったかも伝えました。
僕は以下の条件で考えたんです。
- 子供が生まれたばかりなので残業が少ない職種
- 給料は下がらないでほしい
- 納期がタイトなスケジュールは厳しい
- IT業界にこだわりはないがSEの経験は活かしたい
たしかに求人票を見ると残業が少ない
転職エージェントの方に僕が見つけた社内SEの求人情報を見てもらい、僕は転職エージェントが用意してくれた求人を見てました。
そうすると、驚くことに求人がネットよりたくさんありました!僕はこのとき初めて『非公開求人』という言葉を耳にしたんですけど、あなたは知ってましたか?
僕は子供も生まれたばかりなので、働き方を変えるために「残業が少ないところがいいです!」と熱く語りました!笑
残業が少ないところの中から良さそうなところや、よくわからないところもひとまず応募し、エージェントから内部情報を聞きつつも家に帰ってからネットで調べました。
その後の面接ではイロイロと質問しつつ、内定をもらって会社に退職を伝えて無事に転職!
(初めてエージェントを利用しましたが、内部情報を聞けたり最終的には年収交渉もしてくれました!こういうメリットがあるんですね)
残業時間0で頼られる仕事
僕は色々と選考を進めた結果、宝飾品と化粧品のどちらかを選ぶことになり、一緒に働く社内SEの部署のレベルが低そうな方を選びました!
なぜなら、周りのレベルが低い方が自分をアピールできるし、僕自身がSEとしてたいしてスキルがなかったからです。(あと残業時間が少ない方というのは内緒ですよ。笑)
働いてみて必要な知識・スキルレベルに驚いた
実際に社内SEとして入社するまでは、けっこう不安なこともありました。
「僕のレベルでやっていけるのかな?」
「毎日どんなことしてるんだろ?」
転職先は化粧品の中小企業で、ヘルプデスクの業務も含まれてました。
正直ヘルプデスクという言葉の意味もよくわかってない状態でしたが、実際にやってみると、簡単な質問ばかりで驚き!
その場ですぐに対応したり、わからないことはググれば解決しました。
基幹システムはもともと僕がやってた職種である、客先常駐SEのベンダーに全部任せてるんですよね。
僕がやるのは要望のヒアリングとかなので、基幹システムの仕様がわからなくても何となく話せるし、ベンダーともふつうに話が通じるので毎日みんなに頼られながら楽しく過ごしてます^^
自分でなにかシステムを作ってみたりすると評判も良くて、「え?こんなに時間をかけて作ってOKなの!?」ってビックリしました。笑
簡単なことでめちゃくちゃ喜ばれます!笑 ポイントは技術ではなく相手が楽になるようにすることです。
社内SEに求めれるスキルや仕事内容って、一般的に求められるのはこんなもんなのかと思いましたね~
しかも去年は残業時間0です~
ハイレベルプログラマーみたいな、上級すぎる知識は一切いりません。
あなたが1年でもSEの経験があれば、社内SEという職種は十分対応できます。
IT系で残業が少ない職種まとめ
実際に僕自身がIT系で残業が少ない職種を徹底的に調べ上げ、実際に転職した結果までをお伝えしました~
最終的に社内SEという職種は、IT系の職種だけど働く業界は非IT業界というシンプルなものになります。
僕は去年の残業時間0で、毎日18時18分の電車に余裕をもって乗れてます。
あなたも残業から解放された生活を想像してみてください。
僕は社内SEになった年はいろんな部署の人と飲みに行きまくってました!笑
今は控えて家族で夜ご飯を食べることに集中してます。特に娘の『お父さん大好き』と言われると涙がでそうなくらい嬉しいです!笑
僕は子供が生まれて1か月くらいに転職活動を始めて、1か月くらいでもう転職してました。僕は急ぎすぎましたが、2か月もあれば十分可能です。
あなたも2か月後には社内SEになれますよ?
IT業界で1年でも働いたことがあるSEなら、驚くでしょうが求める会社はたくさんありますし、転職エージェントに聞いたら今は世界的にSE不足なため、各業界の企業がSEの抱え込みを始めてます。
今求められてるのはSIerではなく、会社と一緒に同じ方向を向いてくれる社内SEです。
あなたが過去の僕のような、残業だらけの日々から脱出できることを願ってます。
ちなみに、あなたはコンピテンシー診断を知っていますか?
コンピテンシー診断を受ける本人にとっては、自身の強みや弱み・適性を客観的に把握できる、自身が今までに把握できてなかった個性を見つけるきっかけになる、などのメリットがあります。
したがってコンピテンシー診断とは、昇進や給与の査定などのシビアな(既成事実の)人事評価に使われるものではなく、診断対象の今後のパフォーマンスの向上のために行うものです。これまで活用されることがなかった「優れた行動を引き起こす個人の中に潜む特性」を発掘できるのが、コンピテンシー診断の最大のメリットです。
ミイダスは「年収診断で他人の転職情報を調べるだけじゃない」んです!