
ここではSEの経験がなくても、社内SEになれる方法(未経験者向け)をご紹介したいと思います!
ただし、かなり狭き門な上に企業側は望んではいないので、SE・プログラマーとして実績を積み、システム開発プロジェクトを経験してくれないと、あなた自身も社内SEになってから困ります。(外注SEとの折衝ができない)
実は最近、転職エージェントと話していて凄いことがわかりました。
なんと、ITエンジニア不足が相まって未経験での社内SEの採用が増えているそうです。
となるとチャンスですね! 企業が教育にも前向きなのは良いことだし、何より外注するよりは自社内でした方が実際はお金かからないんですよね!
それなら、外注にお金をかけるより、未経験でいいから社内SEを採用して人数を増やした方が、長い目で見ても企業にメリットがあります^^
(記事の後半で新たにプログラミングができない方を採用した話をめちゃくちゃ追記しました!)
未経験で社内SEに転職できる前提条件
うちで新たに派遣?というか、システム開発会社から常駐で来てもらっている人(一応プログラマー)がいるのですが、こちらの方があまりシステムに明るくない方でした。
その方が来てから3ヶ月が経過。
僕が教育係としてずっと仕事をしてきましたが、重要なことは「ITスキルではないんだなぁ」と痛感したので記事にしました。
※ただし未経験での社内SEへの転職は、企業側で受け入れ態勢が必要(僕のような先輩の社内SE必須)です。
今度、うちの会社で社内SEを増やすのですが、この経験を踏まえ未経験も含めることに。
ちなみに、最初にお伝えしておきますが、未経験で社内SEに転職できる可能性があるところは少ないので、こちらの未経験からITエンジニアを目指したい方の特化型就職サポート【ウズキャリIT】に相談してみてください!
ここは未経験の方も対象にアドバイスしてくれる、とても貴重な転職サイトですので、ぜひとも転職エージェントに聞いてみてください^^
しっかりと社内SEとしての恩恵(年収など)を受けたい
高年収で社内SEに転職する方法は1つでした!
それは『資本がしっかりしている会社で働く』という当たり前のことです!
IT業界ではなく、将来性がある業界で資本がしっかりしてる会社なら年収のベースが高くなるので、いきなり年収UPするんですよね~(実体験)
この社内SEの平均年収がSEよりも高い!色んな視点で見た驚きランキングを読めば、あなたがこの先、人生の選択肢がめちゃくちゃ増える理由を説明できます^^
未経験者に資格は求めない
社内SEの未経験者でよくある話が「資格はとったほうがいいですか?」というものなんですが、基本的に資格を求めていません。
無いよりはあったほうがいいでしょうが、それよりも「エクセルに詳しい」だったり、「Apple製品に詳しい」だったりしたほうが強みを感じます。
社内SE未経験者の採用までの経緯
まず、順序立てて説明していきます。派遣といっても、正確にはシステム開発会社から常駐です。(ほぼスキルなしのかたでした。ほぼIT職種の経験なし。なぜシステム開発会社が紹介したか謎でしたが、なんと探し回って何とか見つけてくれたそうです)
これはSEの方なら聞きなれている、請負や準委任の契約で来てもらっています。
最初は派遣会社を3社ほどあたり、人を探していたのですが見つかりませんでした。
時期が悪かったそうです。
なのでうちに常駐してもらっている、システム開発会社に相談して人を探してもらいました。
面接の前にスキルシートを見させてもらうと、なかなかな経歴で僕は「ITわかるかなぁ(- -;)」なんて思いつつ、とても悩みましたが、コミュニケーションスキルはありそうということで面接しました。
そしたら想像以上に、コミュニケーションスキルとやる気があったので、うちに来てもらうことに。
どのくらいITスキルがなかったか
社内SEですので様々な仕事があります。
まず、パソコンのセットアップをお願いしようと思ったのですが、ほとんど言葉が通じませんでした。。
一つひとつ説明していたら、その方は手順書を細かく作っていました。
その後、うちのネットワークのことやサーバーの構成など、いろいろ説明してるとほとんど理解できていなさそうでしたが、細かくメモをとってエクセルにまとめていました。
最初の1ヶ月はけっこう色んなことを教えていたら、ちょっと僕も疲れてきてしまいましたが、翌月からは以前にやったことは大体こなせるようになってきました。
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大事なことはITスキルではなかった

本人のやる気も大切ですが、受け入れ側にも大切なことがありました。
それは、教育する心構えです。
僕は面接の段階で、ITスキルは低いことはわかっていましたので、特に驚きませんでしたし、教育するつもりでいました。
心構えがあるのとないのでは全然違いますよね。
この考えって転職の場合でも同じだと思います。
それにITスキルが凄ければ凄いほど、クセが強い人の可能性が高いのがIT業界です笑
その中でクセが強くない人を見つけるには、あえてITスキルが低い人を選ぶのは社内SE側から見た貴重な意見だと思います笑
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社内SEの求人でも同様

なかなか教育する前提での採用って難しいのかもしれませんが、少なくとも本人にやる気があり、受け入れ側も教育するつもりでいれば、解決できない問題はないのではないでしょうか。
情報システム部門に、人が1人もいないようなケースでは難しいですが(新規にシステム専任を雇う場合など)、すでに情報システム部門があるような、会社であれば先輩や上司がいます。
そこの会社がどのように考えているのか次第です。
だからこそ未経験での社内SE採用があるんですね。
(ちなみうちの会社も今度、人を増やしそうで、その時は未経験も含めて募集します)
なので求人の情報だけでは見えてこない部分です。
ですが、こういった情報は転職エージェントに相談すれば教えてくれますし、わからなければ直接会社に聞いてくれます。
社内SEになって知りましたが、転職エージェントと会社側はけっこうフレンドリーです。笑
ITスキルに不安があっても社内SEを諦めない

同じSEでも、社内SEへの転職って色んな不安がありますよね。
常駐SEから常駐SEへの転職も不安はありましたが、社内SEへの転職の比ではありませんでした。
僕も最初は「やっていけるのかな?」と思いましたし、わからないこともたくさんありました。
一つ一つ解決していけば問題は解決すると思います。
新たに来てくれた人に聞いたら、けっこう不安があったそうです。
でも何とかなるものです。
本人がとても素直で誠実な人だったのも大きいかもしれません。
クセが強い人だったら教育する気にもならない。。。
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新たにプログラミングができない方を社内SEとして採用しました
実は去年、この一緒に働きませんか?とこのブログで募集した記事でプログラミングができない方を採用しました!
理由は会社のインフラを強化していくためです。僕のようなSIer経験者だけでなく、インフラが大切だとこの数年間で実感したので、一緒に学びながら成長していけたらな~と思ったので採用しました!
実際に一緒に働いてプログラミングができないことが、どのくらい障壁になるかなぁと思ってましたが、そこまでないですね。
なぜなら、うちでお願いしてるベンダーさんがいますし、緊急なものは僕の方で対応しちゃってるので。
周りを見渡すとけっこうプログラミングができない社内SEは多い
そして、最近ツイッターもイロイロと活動していて気づきましたが、プログラミングができない社内SEってたくさんいます!!
インフラエンジニアの経験がある方が多そうなのと、普通に新卒で社内SEの人もいますね~
まぁ組織で働く以上、ある程度は仕組み化されていますし、未経験でも社内SEになれますよ!
今後、日本では人不足が確定しているそうなので、特に社内SEなんて希少な存在なんだから早めに人を集めて強化していかないといけません。
社内SEになるということは時間の使い方が変わる
そういった意味でも未経験で社内SEに転職するという選択肢はアリですし、何より僕のように毎日定時に帰るという時間の使い方を知ってほしいです。
新しく入社した方は、前職で社内の仕事プラス労働関係の役員?になっていたらしく、無償でたくさん働かされていたらしいです(^_^;)
だから我が社に入社して、毎日定時上がりなことに驚いてます。笑
変な会社で無理すると自分も家族も不幸になる
このブログで伝えたいことは「頑張る方向を間違えないで」ということです!
世の中には色んな会社がありますし、いま自分の目に映っているものだけが全てではない!ということを僕は社内SEに転職して実感しました。
だからこそ、こうやってブログを書いてるんですけどね。笑
社内SE未経験で狙う求人は小さすぎない会社
小さい会社だと専任の可能性がありますし、大きすぎる会社だと未経験のため書類選考で落ちるかもしれません。
そこのさじ加減は転職エージェントの方と進めていけばいいとは思います。
ちなみにうちは情報システム部門は3人(現在は5人になりました!未経験者を2名採用しております)で、社員数は100名前後になります。
他の会社も似たようなものだと思いますが、この情報が参考になるかはわかりません。
そこらへんも転職エージェントに聞いてもらえればと思います。
SE未経験で社内SEに転職する
最初にもお伝えしましたが、未経験で社内SEに転職できる可能性があるところは少ないので、こちらの未経験からITエンジニアを目指したい方の特化型就職サポート【ウズキャリIT】に相談してみてください!
ここは未経験の方も対象にしてくれるので、ご活用ください^^
また、きちんと実力を付けてから転職する方が内定の確率は高いです!
今後は日本で人不足がおこるので、変わってきましたよ!
採用枠を広げている会社が増えています。うちも今後を見据えてもう一人ほしいところです。
プログラミングを習得する(社内SEになってからでもいいですが)
実際にプログラミングができると、企業としては嬉しいのはもちろんですが、何よりシステムの保守ができるのが一番大きいです。
新規にシステムを開発したいという需要もあるでしょうが、一番大きいのは「すでに社内に存在するシステムの保守」です。
CodeCamp
全国どこでも受講可能なオンラインプログラミングスクールです。
ここは受講者数No1に輝いています。
気軽にオンラインで無料体験ができるのも魅力で、どんどん予約が埋まっていきます。
40分ほどで体験が終わるので、プログラミングというのはどんなものか?体験してみてから、ITの世界に足を踏み入れるか考えてみてください~
オンラインの便利さが逆に孤独を感じてしまうこともある。
オンラインの有無 | 有り |
---|---|
スクール場所 | なし |
転職支援の有無 | 有り |
値段 | 有料 Webマスター(2か月148,000、4か月248,000、6か月298,000)、受け放題(2か月398,000、4か月498,000、6か月698,000) |
体験 | 有り |
僕は仕事中に覚えながらでしたが、たしかに家に帰ってからPC開いて勉強というのは気軽なんだけど、難しい日もあるかもしれませんね。お金と時間に余裕がないかぎりはスクールは不要だと思います。
社内SE未経験の志望動機のサンプル公開
実際に社内SEの未経験者の採用となると、会社側としては教育コストを踏まえる必要があります。
これは会社側への説得になるので、「なぜ未経験者を採用するのか?」という具体的な説明を経営層にする必要があります。(経営層に近い立場なのでなおさらですね)
だからこそ、社内SE未経験者の志望動機は他の人と比べて埋もれないようにしましょう!
志望動機は相手の頭に映像を構築する
僕の過去に書いた【実例公開】社内SEの「志望動機」で採用したいと思うポイントにもあるように、うまく伝えられなくても良いので「相手の立場に寄り添う」ことを意識してください。
自分のことばかりだと厳しいです。未経験者でなくても厳しいことを、こないだ中途採用をして感じました。。。
これから一緒に働いていくのですからお互いの頭の中で映像が思い浮かぶような内容にしましょう。
上記のリンク先に実例を公開していますが、かなりの人が使用してくれています。この実例を未経験者のかた用にアレンジすると、以下ですかね~
社内SE未経験のかた用の志望動機サンプル
”今までIT関連の職種を経験したことはありませんが、どの職場でもITに詳しいという認識されてきました。”
”特別なプログラミングスキルなどはありませんが、社内SEという職種は社内のITサポートや、IT関連のツールの選定も業務の一つです。”
”それらなら一つ一つ調査していけば、遂行可能な業務なので私でも可能ですし、マニュアルなどの手順書を作ることも多いかと思いますので私はエクセルやパワーポイントでの資料作りは得意です。”
”今までの経験から自分の会社をITで良くしていくことに挑戦したいと感じて応募しました。”
いかがでしょうか?
けっこう採用したいと思うポイントを含んでいます。
この志望動機の最大のポイントは、
- ITサポートやヘルプデスクで必要なWeb上で検索する作業ができること
- マニュアルや手順書を作成できること
この2点は地味に多い業務なので、できると助かりますし嬉しいです。他の部分も共感されると思います。
しかも、「ITのことを誰かに説明する機会が多い部分」なので、必然的にIT関連のスキルが向上していく、というお互いにWinWinな内容だと思いました!
社内SE未経験のかたに贈る言葉
けっこうこの記事を読んでくれる方が多いので、社内SE未経験者の方に贈る言葉を作りました!
- 最初は採用の面接段階から経営者に寄り添いましょう。ポイントは経営者の頭の中を考えることです。
- そして入社したら現場に寄り添いましょう。ポイントは現場の人の頭の中を考えることです。
- そうすると「現場と経営者を繋ぐ架け橋」に僕らはなります!
- その先にあるのが、『ITでビジネスを加速』させることができる唯一無二のポジションです!!
僕は目の前のことに集中しながら「未来に繋がることを意識」し続けたら結果がでました。
職種に関係なく当たり前のことかもしれませんが、「先を見ようとする」ことができない人はたくさんいますよね。今からでも、誰でも、できることですよ。
そのとき必要なことはなんですか?
さぁ、ITを使いこなす側に周りましょう!
希少な存在になれますから。
未経験で社内SEまとめ
ITスキルに不安があることで、社内SEへの転職が決意できない人の背中を押せれば嬉しいです。
いま、この記事を読んでいるあなたは、”自分自身で行動している人”です。
転職とは今ある市場の求人を集めることが一番大切です。しかも、そう思っているライバルはあなただけじゃないので、頑張る方向を間違えないように気をつけてください~