SEの資格は色々ありますが、会社から一時金を貰えるところも多いですよね。
よく先輩SEに「基本情報技術者」を取っても意味がないと言われてきました。
しかし本当に意味がないのでしょうか?
- 大切な知識がたくさんある
- 客先常駐SEでは不要だった
- 忙しいのに資格を取る人は称賛されるべき
僕はSEから社内SEに転職して、ようやく先輩SEが言ってた意味がわかりました!
基本情報技術者の知識は大切
SEやPGの登竜門と呼ばれる資格は、基本情報技術者ですね。
基本情報技術者では、プログラミングに大切な論理的思考や幅広い知識が身に付きます。
やはりIT関係の仕事をする上で、この基盤がないと大変なことになるでしょう。
例えば「1Byteが8Bitだなんて重要じゃない」と思う人もいるかもしれませんが、「半角文字で1文字が1Byte」だと知っていることが重要です。
なぜなら、半角文字が256通りあるという知識がなければ、思わぬ設計ミスを引き起こしますし、全角文字を含めると2Byteで65536通りもあります。
(しかも文字コードによっては1Byteじゃないです)
資格を取るつもりがなくても勉強はしよう
あなたが基本情報技術者の勉強をしたら、必ず自分の役に立ちますし周りとの差を広げることができます。
基本情報技術者の勉強をしていない人とは、仕事上の会話でも差がでてくる(^^;)
話してる本人は気付けないので、「あっ、この人、知識ない人だ」ってなるんですよね。
しかも基本情報技術者などの資格を取ると、会社によっては一時金が貰えるという凄いメリットが!
なのに、周りのSEからは「資格を取っても意味がない」と言われるのには理由があります。
客先常駐SEでは資格は不要だった
客先に常駐するタイプのSEはかなり忙しいですよね。
忙しい理由は色々ありますが、たいていは『そもそも人が足りていない』のが原因なんですが(-_-;)
僕の周りにも色々と言う人たちがいました。
周りのSEが「資格を取っても意味がない」と言う理由は、2つあります。
1つは資格をとったからといって、急激に仕事ができるようになるわけではない。
もう1つは言ってくる人が、資格を取りたくないからです。
IT業界は資格を取っても急激に仕事ができるようにはならない
基本情報技術者などのSEの登竜門の資格をとっても、「急に仕事ができるようになるわけがない」、こういったことを言う人がいるのは事実です。
しかし、そんなことは当り前ですよね?
世の中の資格保持者が資格を取ったからといって、直ぐに仕事に直結するわけがありません。
学ぶのは『知識』だからです。
この記事の前半でも話したように、必須の知識であることには変わりがないうえに、同業者と話すのに必要な知識なので、資格は取らなくても必ず勉強はしましょう。
そうすることで、あなたの仕事の質が上がるし、信頼も一緒についてきます^^
僕ならそういった前向きな人と働きたいです。
資格を取りたくない理由
資格を取っても意味がないと言ってくる人たちは、忙しさのあまり向上心がなくなっている方がけっこういます(^^;)
そういった人たちは、どうしても資格を取りたくないので、あなたが資格を取ることを恐れていて、「自分も資格を取らざるえなくなる」なんて考えてるんです、、、。
ただ、こういう風な考えになってしまうのは理解できます。
客先常駐SEというのは、たしかに忙しいです。しかもSEに原因はありません。
このSIerという業界に問題があるんですよ!
頑張っても頑張らなくても評価がされにくいうえに、基本的には下請け会社がいくつもかかわっていて、実際に作業をするSEに支払われるお金は雀の涙という会社も多いでしょう。
しかし、それでも頑張って資格を取るべきです。
なぜなら、資格を取った方が評価されますよ?
忙しいのにSEで資格を取る人は称賛されるべき
あなたが周りと同じ水準でしか評価されてないなら、資格を取りましょう。
なぜなら、経営者は資格を取ることを望んでいます。
その証拠に資格合格手当といった、一時金が支払われる会社が多数あるからです。
しかも、実際に大切な知識ですので、自分も企業にとっても嬉しい^^
働いている周りのSEたちにとっては、そういった風にはならないかもしれませんが。
普段の業務で残業や徹夜に休日出勤としていると、なかなか勉強する時間はとれません。
むしろ、それがチャンスです!
周りより一歩先へ行くSEになる
誰にもできないことをやるからこそ、目立つのです。
客先常駐SEは評価されにくいのは事実ですが、その状況を変えることができます!
僕としてはSE・PGの経験をある程度積んだら、今後の人生について真剣に考えることをオススメしてます。
僕は7年ほどSIerの世界にいましたが、なかなか辛辣な日々でして、その頃は独身だったのでみんなも忙しいし、まぁいいかって思ってました。
ずっとそんな日々ではやはり問題で、結婚して子供が生まれたころに急いで社内SEに転職したんです。
SEから社内SEに転職した僕の体験談を全て話します【7つの事実】
自分でやりたい道を選べるのが社内SE
社内SEが2種類ありまして、そこらへんは社内SEのスキルで詳しく説明してますが、簡単に説明すると、企業の情報システム部門か、自社製品の開発会社です。
(現在、弊社でも社内SEを募集しておりますのでよければ^^)
社内SEの1日が知れる記事は、社内SEは楽すぎる?【1日のリアルなスケジュール全8つ公開】などがわかりやすいと思います。
まとめ
SEの資格は色々ありますが、会社から一時金を貰えるところも多いので、ぜひとも貰いましょう!
あなたへの信頼もついてきますよ^^
もう一度、まとめると以下の3つになります!
- 大切な知識がたくさんある
- 客先常駐SEでは不要だった
- 忙しいのに資格を取る人は称賛されるべき
これで、周りのSEが「基本情報技術者」を取っても意味がないと言う理由がわかったでしょうか?
僕はSEから社内SEに転職して、冷静に物事を見れるようになってわかりました!
(ちょっと疲れてたのかも?)