「話を聞いてもらえない」ことってありますよね。
そんな時は、鎌倉の大仏みたいな顔になるアキクボです。
言葉の「正しさ」では
人の心は動かない
あなたは7つの習慣をご存知ですか?僕は聞いたことがあったかな?くらいでしたが、世界的には超メジャーな本でした。かなり分厚いです。
これの「まんがでわかる」シリーズ(最近よくありますよね)を読んでますがサラッと読めておもしろいですね!
ここではあらゆる人生の問題を解決できると言われた7つの習慣を、知ってる人も知らない人も本を読まなくても理解できるようにまとめます!
今回は、「”7つの習慣”の第5の習慣」についてです。
前回の「”7つの習慣”の第4の習慣」はこちらの真のWin-Winを知り、豊かさマインドで成功原則を知る(7つの習慣)になります!
まず理解に徹し、そして理解される
「自分の話を聞いてもらえない」と感じたことはありませんか? そう感じると何だか話す気が失せてしまいますよね。
話を言い終える前に問題を解決しようとする人がよくいます。
まだ、話は続きがあって、問題に辿り着いてないのに。。。
「聞く力」を軽視している人は多い。だが、本当の信頼を得て自分の影響力を発揮するには、まず相手の話を深く聞く必要がある。「自分の答え」に急がず、「相手の答え」に耳を傾けてみよう。
–『まんがでわかる7つの習慣』P.115–
よくある風景で、お互いがお互いに言いたいことを話している状況があります。
これは、自分も相手も話を聞いていません。常に次に話す言葉を考えています。
そして相手が常に”的確な答え”を求めているとは限りません。
”自分はこう思うんだ”、と話すことで頭の中を整理できることもあります。相手がどうしたいのかわからないのに意見を言っても意味がありません。
私たちは多くの場合、外部の助言がなくとも自分をコントロールできる。心を開くチャンスさえ与えられれば・・・自分の問題を解きほぐしていける。すると解決策がその過程ではっきり見えてくるものである。
–『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.365–
言葉の本質とは?
何かの作業をしながら相手の話を聞こうとすると視線は合わない。そのときの相手の気持ちがどんなものか、逆の立場に立って考えてみよう。
そうすると自然と耳だけではなく、心でも聞こうとするでしょう。
(だって嫌だもんね)
心で聞くこと、これを僕は思いやりだと思います。
なぜなら言葉だけでは相手の言いたいことの本質はわかりません。
なぜその”言葉”を選んだのかは別の理由がある。そういうケースが多いと思います。
そこを理解するためには相手の言いたいことの本質(=心)を感じ取るべきです。
共感して聴くには、耳だけではなく、もっと大切なのは、目と心もつかうことである。相手の気持ちを聴きとる。言葉の裏にある本当の意味を聴きとる。行動を聴きとる。・・・察し、読み取り、感じとるのである。
–『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.346–
人が本当に傷つき、深い痛みを抱えているとき、心から理解したいという純粋な気持ちで話を聴いてやれば、驚くほどすぐに相手は心を開く。・・・心を開いて自分の思いを打ち明けたい気持ちでいっぱいなのだ。
–『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.365–
先回りして聞く人は信用されない
僕もやってしまうことがあるのですが、よく会話の中で話を最後まで聞かず直ぐに自分の場合に当てはめて理解した気になる人がいます。
これをする人は、自分が使った解決方法を相手に押し付けます。しかもそれを言うタイミングは、自分が話したくてウズウズし、相手が話し終えるのを待ちきれません。
しかも自分のアドバイスでうまくいかないと「努力が足りない」と言い始めます。。。
これじゃあ相手の心は傷つき、
「この人はわかってくれない」
「本当の気持ちを話せない」
「相談しても無駄。大切な話をできない」
と、思うでしょう。
「診断する前に処方する医者」になっていないか
「視力が落ちた」と感じて眼科に行ったとしよう。すると、医者は自分の眼鏡を外して「これをかけるといいい」と渡してきた。だが、度が合うはずがない。「見えない」と伝えると、医者が「困った人だ、せっかくいい眼鏡を貸してあげたのに」と不満そうにあきれてしまった。
こんな医者がいたらどうだろう?あなたは2度と診てもらうまい、と思うはず。こちらが困っている気持ちを少しも理解しようとせず、自分の解決策を押しつけてくるのだから不快に思って当然だ。
–『まんがでわかる7つの習慣3』P.134–
共感による傾聴にはリスクもある
自分自身がしっかりしていないのに共感による傾聴をすると相手の考えに合わせるようになってしまいます。それではお互いに負のエネルギーを循環させるだけで、ただの”同意”をしてるに過ぎません。
多くの人は心を開くチャンスさえもらえれば、あとは自分の力で悩みを解決できる。余計な助言は誰も必要ない。ひたすら深く聴けばいい。ただ、共感による傾聴にはリスクもある。相手に心を開くと、相手の気持ちに飲み込まれることもあるからだ。特にテクニックに頼った傾聴は自滅しやすい。だからこそ、第1~第3の習慣で自己を確立させておく必要がある。
–『まんがでわかる7つの習慣3』P.135–
誰でも出来ることから始めてみる
第1~第3の習慣を完璧にこなしてから人と話すなんて現実的じゃないですよね。
そこまで求められたら家から出れなくなってしまいます笑
なのでまずは自分ができることをしましょう。
ほとんどの相談者は「正しい答えを知っている」でしょうから、そう信じてまずは話を聴いてみる。というのがベストだと思います。
会話を観察しましょう。
会話には2つのモードがあると言われてまして・・・自分の気持ちを知ってほしくて感情的に話をしているときと
自分の考えを述べたり相手の意見を聞きたくて論理的に話をしているときと
その2つを聴き分けて相づちを打つんです。感情的な話のときはその感情をキャッチしたということを相手に伝える
論理的な流れのときは具体的にアドバイスしたり自分の考える解決策を述べたりする
そうして話を聴いていると人は自然と正しい答えにむかう
–『まんがでわかる7つの習慣3』P.149–
相手を理解することにどんなに長い時間を投資したとしても、必ず大きな成果となって戻ってくる。なぜなら・・・人が深く理解されていると感じたときに増える信頼口座の残高があれば、解決に向かってすすめるようになるからだ。
–『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.368–
僕はかなりせっかちなので理解して恥ずかしくなりました。
自分のペースに他人を巻き込んでしまっていたのです。
これからは気を付けることがまた1つ増えました!けど全然余裕です!笑
まずは相手を理解する努力なら、いつでもできる。これならば、あなたの力でどうにかできる。自分の影響の輪にエネルギーを注いでいれば、だんだんと他社を深く理解できるようになる。
–『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.375–
自分の内面での努力が人を動かす
いきなり相手を変えようとしても必ず失敗します。その理由は7つの習慣を読むと理解できました。
相手に「僕はあなたの言いたいことを理解した」と感じてもらうことで初めて自分の意見を聴いてもらえる。確かにそうです。
人の心が動く時
そこにあるのものは
「思いやり」だ!
人を動かす心理学を多用してる人が多い世の中ですが、心理学だけではないということを思い知らされました。
心理学はあくまで”その瞬間”は使えるとしても、長い目で見たときに必ず限界があります。
小手先のテクニックでは信頼関係を築くことはできないんですね。
これはビジネスでも友達関係でも恋愛や家族でも全てにおいて関係しますね!
ちなみに、あなたはコンピテンシー診断を知っていますか?
コンピテンシー診断を受ける本人にとっては、自身の強みや弱み・適性を客観的に把握できる、自身が今までに把握できてなかった個性を見つけるきっかけになる、などのメリットがあります。
したがってコンピテンシー診断とは、昇進や給与の査定などのシビアな(既成事実の)人事評価に使われるものではなく、診断対象の今後のパフォーマンスの向上のために行うものです。これまで活用されることがなかった「優れた行動を引き起こす個人の中に潜む特性」を発掘できるのが、コンピテンシー診断の最大のメリットです。
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