SE・PG(ITSIer)から社内SEに転職して思ったこと

2018-07-11

僕がSEから社内SEに転職して思ったこと

7年ほど独立系ITSIer会社で働いた後、子供が産まれたことを機に社内SEへ転職しました。

それから3年ほど働いた結果、いろいろわかったことがあります。

 

何年か前に社内SEが流行りましたね。

そのため、デスマーチのたびに社内SEへ転職したいね~という話で盛り上がりました。

 

ストレートに言うと、どちらの職種にするか(他にも職はありますが)

これは、「自分の人生のあり方」で決まると思います。

このことについてはよく考え、「どのように生きていきたいか」「何をしたいか」によって大きく変わります。

人生は長いようで アッ という間に過ぎていき、そんな僕も30代です。。。

僕は社内SEという職は色んな可能性を秘めていると思います。

 

ここでは常駐SEから社内SEに転職した僕の体験を知ることで、

「社内SEってどんな仕事なんだろう?」

「自分でも社内SEになれるのかな?」

といった疑問が解決されます。

僕としては無駄にデスマーチをしたり、客先に常駐して頑張っているところを自分の会社が知ることができない常駐SEという職業は問題だと思います。

社内SEなら頑張っているところをみんなが見ています。

 

SE・PGとは

ご存知かもしれませんが、ITSIerについて簡単に説明すると、主に大手メーカーなどに常駐または自社に仕事を持ち帰り、システムを開発・保守などをする仕事がメインです。

一番のメインはデスマーチを片づけることかも。。

当時はよく新人が言語の本(JavaやVB.net)を片手に持って、いきなり現場に行かされてました。

(僕はこの経験はありませんが)

 

社内SEとは

社内SEは様々な会社にある「情報システム部門」のことを指します。

小規模な会社では経理の方が兼任していることもあります。

主に社内のインフラ部分(電話・ネットワーク・PC・プリンターなど)の保守や、基幹システムの開発・保守、また、経営分析用のソフトなどの選定・導入など様々なものがあります。

社員からのシステムに関わる問い合わせや要望といったヘルプデスク対応もあります。

 

 

SEと社内SEの拘束時間

SE・PG

残業が多いため帰宅時間は遅くなるでしょう。

PJにもよりますが基本的に人が足りないから人員追加されるので、早く帰れることは実際にはあまりありません。

保守などで常駐し一定の期間務めてると忙しい時期も過ぎ去り、早く帰れるようになります。

しばらくすると別のPJへ参画することになりますけどね。

休日出勤も多いでしょう。

 

社内SE

残業はあまりありません。

ですが、基幹システムの入れ替えがある時は残業時間はかなり多くなります。

入れ替えは5年ほどの周期(減価償却)なのでいつも残業があるわけではありません。

(ちなみに僕は今年一度も残業してません)

 

SEと社内SEの給料

SE・PG

残業代はしっかり支払われるところが多いですので稼げるところが多いですが、残業ありきの金額になります。デスマーチなどではたくさん稼げますが、あまりにもブラックなところだと年俸制で残業代はありません。。。

久しぶりに東京でSEを続けている友人に連絡してみたところ、最近どんどん年俸制になってるようですね。サービス残業はちょっと厳しいですが、すべての会社がでないわけではありません。

 

 

社内SE

残業代はしっかり支払われると思います。

僕はグループ会社と合わせて200名くらいの会社で年収アップしました。

(この規模間は社内SEの年収の指標にはせず、参考程度にしてください)

そして会社のメイン事業ではないため実績を作ることが難しく(自分次第でもあるので後述)、バックアップ部門であるがゆえに給料があがるペースが遅い人もいます。

ただし、社内業務がアナログな会社に入社できた場合は、たくさんシステム化して実績を作ることができ、自分自身のアピール材料に困ることはありません。

こういった会社に入社できた場合は

 

とてつもなく給料をあげれる可能性があります!

 

既に社内SEとして働いてる方がいたとしても長いこと社内SEをしてると、システム化をする技術力がない人が多いので

中途入社で入っても直ぐにアピールできます!!

 

SEと社内SEのやりがい

SE・PG

どれだけユーザーライクなシステムを作ろうとも自分の会社のシステムではなく、あくまでクライアントの会社のシステムです。

ここがポイントです。

人によっては自分の会社のものではないから、、という理由で適当なシステムを作る人もいますし、相手の運用まできっちり考えて作る人は少ないです。

相手の運用のさらに先まで考えたくてもある程度のところまでしかわからないうえに、そこを頑張っても会社から評価されるわけではありませんよね。。。

(僕の過去の体験談)

 

社内SE

自社のシステムをより良くしていくのは楽しいですし、現場の実際に使う人が喜んでくれている顔が見えるのは嬉しいです。

なんだかんだ励みになりますね!

ただし、想像以上に雑務が多く、システム開発をする時間が少ないです。

よく、社内SEになると技術力が停止すると言われてますが、時間の関係でシステム開発をアウトソーシングすることが多いのも理由の一つだと思います。

給料の際にもお話ししましたが、消極的な人が多いので、自分だけデスマーチのときのように頑張ってみると、驚くほど評価され、ドラゴンボールの悟空のように

努力した分、結果がついてきます!

ただし頑張りすぎに注意!

詳細は僕の過去記事のコチラの本当に転職するか悩む人へ。人生に必要なのは”考える時間”だった。僕の話。が参考になると思います。

僕はこれをホワイト企業2年病と名付けたいですよ。

(ホワイト企業でも2年経つと欲深くなってくる)

社内SEにどんなスキルが必要か知りたい方はコチラの社内SEのスキルとは?求められるスキルは?気付き難いが大切なことはアレだったに詳しく書きました。

 

SEから社内SEへ転職した理由

ITSIerのSE・PGのころは独身だったこともあり、帰宅時間が遅かったり休日出勤でも問題ありませんでした。

友人や恋人とは会えないことも多いですが、社内の人間もみんな同じ状況でしたしね。

ただし、結婚し妻が妊娠してからは、

 

自分自身の心境の変化に気づきました。

 

子育てを妻一人に任せっきりにするわけにもいきません。

家族がいる以上、自分だけの判断で転職を決めるのも難しい。でも転職する時間がない。そんな悪循環な状況で僕は日々過ごしていました。。。

ずっっと頭の中ではどうすればいいのかわかっていたのに。

 

妻から「早く帰ってきてほしい」という言葉をきっかけに、早く帰れる仕事、且つ、やりがいがある仕事をしたい、と前々から思ってたので、転職を決意しました。

妻と僕のお互いがお互いを思っているのにケンカになるという悲しい現実はコチラの本当に転職するか悩む人へ。人生に必要なのは”考える時間”だった。僕の話。が参考になると思います。

 

実際に社内SEをしてみて

転職する前とだいぶ印象が違い、驚くことは多かったです。

今までは会社のメイン事業として最前を走り続けてましたのが、突然バックアップ部門になり、周りの社員のモチベーションや意識が低かったり、メイン部門の人からは「楽でいいね」と思われてたりなど、疎外感は凄いです。

 

確かに実際問題、早く帰れますし、売上を作ることがないため長く務めている人ほど、意識が低くなってくのは仕方がないのかなと思いました。

 

ただ、途中途中でお話ししたように、モチベーションや意識が低い人達の中で、頑張っていると、その姿を色んな人が見ていますし、

実績を作るチャンスはたくさんあります!

 

技術力については自分自身で学べば問題ありません。

Web系の時代でもあるので面白いことも多いです。

このブログも勉強がてらドメイン取得してレンタルサーバを借りたりなど、自発的に行いました。

学ぶ意欲がない限り技術力が停止するのは確かです。

会社のインフラ部分はSE・PGでは学ぶこともあまりないので知らないことも多かったです。

新卒で社内SEは難しいと思いますし、中途入社で以前からシステムに関わる仕事をしてなければヘルプデスクの対応もできないです。

 

 

社内SEへ転職する方法

今の時代というかこの業界は転職があたりまえになってきてますね。。

そして転職方法も進化していて驚きました!

最初は転職サイトに登録して自分で探して応募をしてましたが、エージェントというアドバイザーに相談する方式が主流になってるそうです!

公開求人よりも非公開求人のほうが多いそうで多数の会社を紹介してもらいました。

事前にWebサイトから応募候補を見繕ってから、アドバイザーの個別面談に行ったのですが不要でした。

こういう面談をするサービスのみにした方が良いと思いますが、気軽にWebから探せる公開情報というのも必要なんでしょうね。

 

 

どのように生きるか

結局ここの部分が大きいです。

実は僕の父もシステム関係の仕事で平日はいつも夜遅く、休日は仕事のこともありました。

子供のころはそれが当たり前なので不思議に思うことはありませんでしたが、いつか自分の親は帰りが遅い人なんだと気づきます。

別に仕方がない。と思えばそれで済みますが、僕は子供にそう思わせたくありませんでした。

 

世界的にIT業界は人不足だそうで、更に日本のIT業界は「ITドカタ」と言われるように、待遇が酷い状況が続いているので辞めるかたも多い業界です。

今まで培った知識や能力を捨ててでもまったく違う業界に行く人は珍しくありません。

 

常に仕事に追われながら人生を歩むのか、ある程度の時間を残しつつ楽しむか、どちらかですが、人は一人で生きているわけではなく、友人や恋人、家族と生きてます。

僕は社内SEという選択をし、家族や友人と過ごしつつ、自分で技術力を学んでいきたいと考えてますので前向きに仕事を務めれてます。

それに 頑張れば頑張った分だけ結果がついてくる 可能性が高いです!

これはとても重要なことで、ITSIerの頃のように皆で死ぬ物狂いでデスマーチを乗り切ってもみんな同じような評価のまま平行線であるならば、

その時に培った、技術力・精神力を持って社内SEになれば絶対に成功すると思います!

 

特に最近ではWeb系の技術がすごい進歩してます。

ITSIerではあまりWeb系の仕事は関わることがなかったのですが、高いデータベースやフレームワークがなくとも凄いものが作れます。

特にメーカーなどでは商品を作っても広告面で頑張らないと、商品自体を知ってもらえないのでSNSなど様々な広告にWeb系の技術が使われています。

 

そこの部分の技術力やマーケティングなど、面白そうなことがたくさんあります。

私は社内SEという職は色んな可能性が秘められていて、つまらなくも、おもしろくするのも全て自分次第なんじゃないかと最近は思います。

 

ITドカタでデスマーチをしてる人の中には、こちら側の仕事の方が向いてる人もいるかもしれません。

忙しいとなかなか転職活動をする時間はありませんが、社内SEという選択肢があることを知っていただければ幸いですし、何度もデスマーチを繰り返す、そのパワーを少し別のところに向けるだけで

人生って変わるんじゃないかな~~って思うので書きました。

一人でも多くの人の人生が良い方向に向きますように。。。

 

 

■下の記事は社内SEの転職に関連することを纏めました

 

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