システムエンジニアが残業代でない理由を真剣に考えたら納得した【サービス残業】

SEの残業代がなぜ出ないのか?

これについてはIT業界にはびこる悪しき風習であるが、なぜ残業代が出ないのか? これについてSEを7年経験した後、転職して2年半が経過した今、冷静に考えてみた。

そしたら物凄く納得したというか、「そりゃそうか」ということに気づけたので纏めておきます。

 

サービス残業のパターン

いくつか残業代を出さない方法があります。

SEの方はいずれかの方法でサービス残業をさせられていると思います。

 

タイムカード

定時になるとタイムカードを押させられる。

僕はこの経験あります笑

とてもむなしい気持ちと共に怒りがこみ上げてきました。

 

年俸制

年間でいくら、という契約の基、好きなだけ残業をさせられます。

SEの頃に一緒に組んでいた他社のパートナーがこれでした。

もちろんボーナスも含まれていました。

他社の方は諦めていました。すがすがしいような雰囲気を感じました。

 

締日にエクセルで勤務表を提出

僕はこの経験もあります。

タイムカードが廃止され、月に一度だけ決まったフォーマットの勤務表を作成して上司に提出していました。

印鑑を押して提出しています。

 

どのパターンも共通していること

各々 ”自分で勝手にやっていること” という体が重要なんでしょうね。

労基が攻めてきても言い逃れできるような体になっています。

タイムカードは自分で押していますし、年俸制と納得して契約しており、勤務表も捺印していますもんね。

 

なぜ残業代が出ないのか?の前に

そもそもなぜ出せないのか、これを紐解いていくにはまず、”個人”ではなく、”会社”で考える必要があります。

システム開発の会社はたくさんありますよね。

なぜたくさんあるか知っていますか?

 

独立・起業する人が多い

2人や3人の会社も多数あります。

数年で潰れる会社も多いですがたくさんあります。

 

 

独立・起業する理由

ならなぜ独立するのか?

みんな給料に納得がいかなくて自分達で会社を作ります。

”搾取される側から搾取する側” へ回ろうとするのです。

 

そんな少人数で売上を作れるの?

クライアントは知らないでしょうが、2重派遣、5重派遣は当たり前の世界ですので新しく常駐先の会社へ面接に行くときにはドナドナのように人から人へと渡っていき、最終的にクライアント先の会社に着く頃には多数の会社を経由しています笑

それぞれの会社にマージンが入ります。

これのおかげで少数の会社でも何とか売上を作れています。

 

2重派遣は違法じゃないの?

もちろん違法です。

サービス残業も違法です。

今後、どんどん厳しくなるでしょう。

2018年の10月から小さい会社では労働者派遣事業ができなくなります。

(でも特定派遣ではなく請負という形でこの状況は変わらないかもしれません)

 

そんな会社は潰れればいいのでは?

安心してください。どんどん潰れていってます。

でも、また起業する人が後を絶たないですね。

 

大きい会社だけ残ればいいのでは?

最終的にはそうなるかもしれませんが、一応、小さい会社同志で合併していってます。

サービス残業の問題はこれでは解決しないですけどね。

 

なんで2重派遣をする必要があるの?

大手のSE会社だけでは手が回りません。

開発自体は大手ではやらずに下請に丸投げなので開発が出来ない会社も多いです。

なので下請に頼まざる得ない状況で負のスパイラルは止まりません。

 

なぜ残業代が出ないのか?

気づいている方も多いかもしれませんが会社に余力がないのです。

ギリギリで経営しているので会社に体力がありません。

なので残業代をだせません。

僕がシステム開発会社に7年いたうち、社員が半分くらい入れ替わった頃ですかね。

最初は50人いましたが20人を切る頃には残業代が出るようになりました。

遅すぎますよね。

僕は転職しましたが。

 

サービス残業は今後もなくならないということを自覚する

今の会社にいてもサービス残業はなくならないでしょう。

そして、転職しても変わらないかもしれません。

面接の時には「残業代はちゃんと出るよ」と言われても信用できません。

結局、自分の時間を無駄にすることになります。

 

ならば独立・起業するしかないのか?

2年以内に倒産する会社が多い中、起業するのはナンセンスです。

そもそも経営について学んでいない人がいきなり独立しても成功しません。

準備期間が年単位で必要です。

忙しいSEにそんな時間はありません。

 

相手の立場になって考えてみる

自分がもし社長だったらどうするか?

家族を養うため、たくさん金がほしい、色んな理由があると思いますが自ら会社を興し、日々励んだ結果、大金を得ています。

そのために社員にサービス残業をさせて、残業代は出さない。

まぁまぁ鬼畜ですが仕方がないのかもれしません。

これが常駐SE業界の真髄だと思います。

 

ならどうすればいいの?

このままサービス残業を続けるのか?

その必要はないと僕は思います。

それぞれの立場があります。

社長は社長の立場で考え方があります。

そのやり方を続けていくのも自由です。

 

自分の考え方を変える

SEでやっていくとしても別の道もあります。

それを考えて自分で選択するしかないです。

でも、これが一番難しいかもしれません。

時間に余裕がないです。

 

客先常駐型を辞める

ここは確実に抑えておきましょう。

SEからSEに転職したとしても客先常駐型では意味がないです。

 

僕が選んだ道

常駐SEを7年やりました。

全く違う業界も考えたとことがあります。

みんなあるでしょう。

でも自分のスキルを活かせた方が絶対にいいです。

そして僕は社内SEになりました。

 

特に後悔はないです。

なんなら時間の余裕がでてきてこうして情報を発信しています。

 

人生色んな道があります。

独立・起業して搾取する側に回るのもいいですし、社内SEという選択肢もあります。

 

SEにとって一番重要なことは忙しすて視野が狭くなってしまっていますが、 ”考える時間が必要” ということです。

 

■以下は僕が実際にSEから社内SEになって思ったことについて記事にしています

 

■以下は社内SE転職情報をまとめました

 

■以下は実際に転職エージェントに頼んで社内SEに転職する手順について記事にしています

社内SEに転職する方法を確認しよう!転職エージェントがほぼ全てをコーディネートしてくれる!

 

アナタも立場を変えれば視野が広がり、考え方も変わってくるかもしれません。